2008年07月22日

専門家用語を廃止せよ!

何かモノを買う際に、お店を訪れると、店員の専門家用語に出会うことがよくあります。それは、電気屋、スーツショップなど事例には事欠きません。店員は、何気なく使った言葉も消費者にとっては理解できないことが多いものですが、殆どの店員さんは気づいていないようです。とっても残念なことですね。これで購買意欲が萎えてしまう人もいるわけですからね。

何を隠そう私もそのうちの一人なのです。私はモノを買う際に、価格やその商品が持つ価値だけではなく、店員さんの接客の心地よさも重視します。価格、商品価値、接客の3つのバランスが揃って初めて購買活動を起こします。つまり、場合によっては価格が他店で安い店舗があっても、バランスが揃っている場合は購入することも多いのです。

しかし、当たり前のように専門用語を使って接客されると、逆に腹が立つときもあります。先日もありましたが、私は二度ほど”それはどういう意味ですか?”と聞き返したことが、あるお店でありました。出来れば、一度目で、このお客には専門用語は通じないと悟るべきなのですが、全くの無神経さには”かわいそう”だとさえ思いました。

普段、何気なく使っている私たちの言葉も、プロの視点で語られていないだろうか。お客さんの立場に立ってとは言いますが、言葉も顧客視点で使って欲しいものです。私と仕事でお付き合いした方なら、私がいかに横文字で話さないかをご存知のことでしょう。実は、その背景には、顧客視点で前述したような想いがあったのです。横文字は便利ですけど、顧客視点の正しい日本語や漢字の方が顧客には伝わりやすいと私などは思います。

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suzuki_ftc at 13:02|この記事のURLビジネス提言 

2008年07月21日

筋トレと仕事の関係

9906a4e4.jpg出張に出るたびに、ベタなベストセラーを買い込んで新幹線に乗りこむ私。以前買った本も先週読み終えました。またまた書評になりますが、今回は「仕事が出来る人はなぜ筋トレをするのか」という本のご紹介です。この本はよくありがちな短期間でダイエットができるとか、驚異の筋力アップ術のような本ではありません。

実は、筋力トレーニングの「考え方」を中心に記述してあり、完全にビジネス書的なエッセンス満載でした。仕事の成功と筋力トレーニングの成功には驚くべき共通点が複数あるという点でも私の興味をひきました。原理原則を大事にし、小さなことでも愚直に積み重ねていく姿勢は何にでも共通ですよね。

特に「何か一つのことをなそうとするときに人間ができるのは、結局、淡々とした作業の積み重ねしかない。一発逆転で大成功とか、ある日突然奇跡が起きて誰かが手を差し伸べてくれるということは幻想だ。芸術家がすごい作品を作れるのは、もちろん才能の賜物だ。しかし、才能だけでは作品は生まれない。人が遊んだりテレビを見たりしている間も、ずっと作品に向き合う。その粘り強さあってのものなのだ。」

まさに、我が意を得たりである。この本で私が意識して読み取ったエッセンスが、全てこの文章に凝縮されているような気がします。今年の私のベスト10に入る良書ですね。別の角度から、物事の原理原則を説かれると新鮮でいいですよね。ビジネス脳から解き放たれた上で、とっても心に突き刺さる本でしたよ。

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suzuki_ftc at 23:43|この記事のURL人生哲学 

2008年07月18日

企画坊やよ、よく読みな!

30039236.jpg出張帰りの新幹線で「HotPepperミラクルストーリー(リクルート式楽しい事業の作り方)」という書籍を読みました。またリクルート式かよ〜と斜に構え、立ち読みで済ませていた書籍ですが、新幹線の中が暇だなと気付き、購入してみました。新規事業開発に興味のある方は、是非読むべきとっても良書でしたね。(^_^;)

どちらかといえば、起業ではなく大企業における社内新規事業に携わる方には、とっても貴重な教訓が一字一句織り込まれています。私が新規事業関連の”読み物”としてはお勧めしたいベスト3にランク入りをしました。特に新規事業開発の経験者には一字一句が、分かる分かる〜と腹に落ちる内容。

そして、日々コンサルティングでクライアントと接している私としては次の文章に打たれました。「経営企画室とかの中に現場を知らない”企画坊や”がいると延々と戦略を練り直し続ける。けれど実は、決めたことが実行されないから結果が出ないことに気付かない。考えるなら、どうすれば決めたことをやり切れるか?やり続けるか?を考え、行動レベルに落とし込むことを考えなければならない。」(同書より引用)

そうなんですよね。まさに、この一文に私は全ての新規事業開発の成功の鍵と組織上の問題、手段と目的のはき違いが集約されているように思います。お勉強大好き、MBAのフレームワーク大好きな”オバカ企画坊や”には私も日々出会いますが、心してこの本とこの一文を読んで欲しいものです。でも、事例の知識として頭で理解するのではなく、きちんと”心で感じて”実行してね。

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suzuki_ftc at 17:08|この記事のURL

2008年07月14日

真のリーダーとは?

通勤電車の中で読んでいた本の一説に私は目を留めました。「真のリーダー、真の船長というのは、みんなに相談して行き先を決めるものじゃない。もう沈没しそうで後がないのなら、船員を少々ぶん殴ってでも、マストの1本や2本、ノコギリで切り倒したとしても、言うことを聞かん奴については”じゃあ、おまえら飛び降りろボケ”と言ってでも、船に乗った残りの人間を、残りの大多数の人を、ちゃんと大陸に届けなくちゃいけないんだ。」

「多少、右往左往があろうが関係ない。とにかくたどり着くことだ。要は拡大均衡にもう一度引っ張れる力。見た目の優しさというのも、しょうもないこと。人気取りは何もならん。」「ああだ、こうだ、冷たい、不義理だと言う。だが、今に見とれ。100年たって振り返って見てみろ。僕がやるべきは革命。これこそが一番の大義であって、それなくして他は何もないんです。」(※「志高く」より引用)

さて、この発言の主は誰であったか。ソフトバンクの孫社長である。こう書けば、私の視点は、単なる起業家に対するミーハーにしか見えないことでしょう。しかしながら、ここまでの胆力と信念、歴史観を持って、物事に取り組んでいる経営者がこの世にどれくらいいるだろうか。そして政治家も、これだけの実行力を持った人間はどれくらいいるだろうか。

孫社長の講演会で、数年前にこう聞いたことを私は今でも覚えています。最も説得し納得させるのが難しいのは自分であると。しかし、自分を心底納得させることができれば、何も怖くない。後は、命を懸けて突っ込んでいくだけだと。真のリーダーとは、周囲の雑音を気にせず、自分を信じきる力を持つ人のことを指すのではないでしょうか。

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suzuki_ftc at 22:31|この記事のURLビジネス提言 

2008年07月13日

地味なことでも継続すること

私の事務所に来た方でトイレを利用する方は、皆、使うのに緊張すると言います。なぜなら、ピカピカに磨き上げられたトイレでは少しでも汚してしまうと申し訳ないからと。気を使わせて申し訳ないと思いながらも、良かったという気持ちが私にはあります。新しい建物だからではなく、磨き上げていることを見た目にすぐ分かってもらえたからです。

こんなトイレを何回か使っているうちに、無意識に他のトイレでもキレイに使おうという気持ちが芽生え、それが他の事に対しても、モノを大切に扱おうという気持ちへと繋がる。何度も掃除をし、何度も使ってもらう。そのうちに、心構えまで変わってくる。たかだが、トイレ掃除なのですが、人の意識まで変えてしまい、習慣化させてしまいます。

私は、毎朝自宅と事務所のトイレを2個磨いています。また、仕事ではメルマガを毎週執筆しています。それぞれ継続している期間は既に5年以上。すごく些細なことですが、私にはすごい自信と誇りを与えてくれました。今「夢をかなえるゾウ」という本がベストセラーになっています。私に言わせれば、何を今更といった内容。また、やるべき習慣の教えが多すぎてあれでは全て継続できません。

たとえ、一つでもいい。地味でもいい。しつこく継続し、やりきることの方が大事だと思うのです。当たり前のことを当たり前にやり切れる人を私は信頼します。そこにスキルや成果は関係ありません。一見すると、スポットの当たらないことこそ、実は人生にとって一番必要なことである。私は、たまにそんなことを感じたりします。

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suzuki_ftc at 16:29|この記事のURL人生哲学 

2008年07月12日

病み上がり

急性腸炎と高熱が発生した今週を何とか乗り切れました。やっと体調も良くなり、体も軽くなったので、今日からまた仕事に全力投球です!体がしんどい中でも、連日あった研修で数々のパワーを受講生からも頂きました。受講生と対峙する真剣勝負の研修は時に受講生からもパワーをもらうのです。

そして、この間、色々な人との出会いや仕事との出会いがありました。どれもが、私にとっては必要不可欠なもの。昨日より今日、今日より明日、明日より明後日の、その全てがどんどん良い日としてやってくるような感じです。心の持ち方一つで全てが変わるということを日々実感できています。

第一四半期は、緊急ではないけど重要な仕事に専念してきました。つまり中長期的な会社の未来に向けて布石を打つ仕事です。そして、第二四半期はこれを形にしていき、”型”をつくる仕上げの時期となります。得がたい同志や賛同者が毎日のように現れ、成長路線への風がどんどん強くなって吹いてきています。

私の中では、これから来る未来は全てシミュレーションを鮮やかなヴィジュアルイメージで、脳の中で3回くらいは終えています。そのため、リアルで始まる事象は全て復習に過ぎないのです。こうやって考えると、後は自分を信じて思いっきり駆け抜けるだけですね。とにかく悔い残さない生き方をしたい。病み上がりの今、また強くそう思います。

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suzuki_ftc at 12:04|この記事のURL仕事の風景 

2008年07月07日

やばい!

週末から強烈な腹痛と体の重みで動けない。よりによってこんな時に人前で話す研修の仕事などが立て続けに入っている。このために、東京までお越しになるお客様もいらっしゃるので、決して休むことはできない。やりたいこと、やるべきことが目白押し状態で、体調管理は本当に難しい。

経営者とは極論すれば、体力勝負だと思います。健康第一、それは誰しも同じかもしれません。しかしながら、経営者の旗振りがなくなれば、会社はすぐにでも萎む。特に、自分を商品化して売っている現状では、健康を害することは商品の品質低下を意味するので、致命的だと思います。

今日は最低限の業務にとどめ、明日からの仕事に備えよう。重要な懇親会や会食の予定も全てキャンセルに。でも、人前に出たら必ずベストパフォーマンスを見せて、当社のポリシーである「気づきと勇気」を私に会えば、必ずお持ち帰りいただくようにしたい。

モチベーションは上がる一方なのに、体が着いてきてなかったことは本当に反省の限りです。でも、体がついてくるように鍛えなければ、進歩がないことも事実。体調と仕事のバランスは、日々の生活で一番大事なこと。これだけは変わらないのでしょう。

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suzuki_ftc at 13:32|この記事のURLプライベート 

2008年07月05日

着眼大局・着手小局

日々の仕事の中で、ついつい目先の業務だけや利益に目が奪わがち。そして目先の業務は緻密にやらなければいけないのに、大雑把になってしまう。こんな経験が皆さんにはないでしょうか?実は、よくある光景だと思うのですが、これを解消するのに、「着眼大局・着手小局」という表現のスタンスが一番的確であると思います。

物事は大きな視点で長期的に捉えて考える。でも、実際に着手する際は、緻密な計画できめ細かく漏れが無いように動く。こんな考え方や動き方が、日々の仕事ではとても重要なのではないかなといつも痛感しています。横文字で書けば、マクロとミクロとでもなるでしょうか。

でも、こんな横文字では腹に落ちにくいですよね。漢字で自分の日々の仕事のあり方と照らし合わせて見つめなおしてみると、グッと腹に落ちてきますよ。私は、仕事で成果を上げることは難しくないと考えています。なぜなら、全ては私の座右の銘である「凡事徹底」で成果をもたらすからです。

では、どんな凡事を徹底すればいいのか。私は、冒頭に挙げた「着眼大局・着手小局」が有力な一つの原理原則ではないかと考えています。大きな視点で物事を考え、緻密にきめ細かく仕事をしていくスタンス。これはシンプルですが、とても含蓄のある原理原則ではないでしょうか。

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suzuki_ftc at 14:59|この記事のURL人生哲学 

2008年07月02日

継続って簡単ではない

先月末でマイクロソフトのビルゲイツが退任したらしいですね。30年以上にわたってIT業界で同氏も戦ってきたわけですが、今後は慈善活動に軸足を移すとのこと。それにしても、マイクロソフトという巨大企業を一代で築いたビルゲイツは凄すぎましたね。

しかし、そんなビルゲイツも、次の時代にうまく継承できたかどうかは現時点では分かりません。本人も認めていることですが、現在のリーダー企業が次世代のリーダー企業になるとは限らないということがポイントになります。企業とは一時代を築き、ヒット商品を作ればいいだけではありません。

あくまでも、事業活動を継続し、永続的に発展できるようになるのが一番理想の姿です。それを考えれば、マイクロソフトの今後の展開はある種注目です。いつか、マイクロソフトの天敵であるグーグルを越す企業が出てくることでしょう。いや、出てこなければ時代は発展しません。

いつの時代でもそうですが、革新が起きる以上は、継続って簡単なことではないんですよね。ただ、大切なことは華やかな企業活動の裏には、小さなこともコツコツと積み重ね、継続する姿勢がどんな成功した会社にもあることだと思います。継続って簡単ではないけど、とっても大事なことですよね。

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suzuki_ftc at 18:50|この記事のURL世相を斬る 

2008年06月30日

チームと集団の違い

昨日、スポーツ番組で楽天の野村監督と現役生活を引退した桑田選手の対談が放映されているのを見ました。とても知性派で、考える野球をしてきた二人の対談とあってさすがに示唆に富む言葉を連発していました。そこで、野村監督は「チームと集団の違い」を説いていました。

今の巨人は4番バッターばかりそろえて単なる集団であると。野球とはよく出来たスポーツで、1番バッターから9番バッターまでそれぞれで役割が決まっている。そして、その役割を各人がこなしてこそ、初めてチームとして機能すると。では、チームと集団の違いは何なのでしょうか?

野村監督は、簡潔に答えていました。それは「人と人とが有機的に機能し合うこと」。これが本来のチームの姿であると。なるほど、これは会社の組織でも同様ですよね。トップセールスマンだけでは会社は機能しない、トップエンジニアだけでも会社は機能しない。それぞれの役割というものを認識し、有機的につなげる必要があります。

また、自分の役割を全うする際は、他人と比較をする必要は全くない。比較対照が異なるわけですから。それでも、強打者だけを揃え、スタッフも他人と比較ばかりしてしまう。こんな会社もよくありますが、よくない事例ですね。集団とチームの違いを捉え、他人と比較しないこと。こんなことがビジネスの組織でも大事だと思います。

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suzuki_ftc at 12:55|この記事のURLビジネス提言